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第11回物流センサス(中) トラック 500km超も50%
第11回物流センサス(中) トラック 500km超も50%
輸送機関別シェア 1000km超は船舶66%
第11回全国貨物純流動調査(物流センサス)、2021年の代表輸送機関別にみた流動量(3日間調査、重量ベース)は、鉄道1・4%(前回2015年比0・1ポイント上昇)、自家用トラック16・7%(同4・7ポイント低下)、営業用トラック68・8%(同5・9ポイント上昇)、フェリー・コンテナ・RORO船1・2%(前回と同じ)、その他船舶11・9%(同1・4ポイント低下)、航空0・0%(前回と同じ)となった。
なお、代表輸送機関とは、貨物が出荷されて目的地に到着するまでに最も長い距離を輸送した輸送機関のこと。全流動量の85・5%でトラックが利用されていた。
これを輸送距離帯別にみると、営業用トラックは301~500km帯で64・2%、501~1000km帯でも約半分の49・6%が利用されている。
鉄道は500km超で3・9%、1000km超で10・5%のシェア。フェリー・コンテナ船・RORO船は500km超で増え9・9%、1000km超では31・8%となる。その他船舶は300km超から3割強を占めるが、500km超でもシェアはあまり変わらない。航空は、1000km超で0・6%のシェアとなる。
この結果、船舶全体では500km超で46%、1000km超で66%が利用されていることになる。
輸送機関の選択理由をみると、「輸送コストの低さ」(58・4%)、「到着時間の正確さ」(34・9%)、「出荷1件当たり重量に適合」(29・3%)、「所要時間の短さ」(27・0%)の順となっており、コスト重視がうかがえる。
鉄道コンテナとフェリー・コンテナ船・ROROは「環境負荷の小ささ」、その他船舶は「出荷1件当たり重量に適合」の比率が高まる。
輸送距離帯別にみた輸送機関シェア
なお、代表輸送機関とは、貨物が出荷されて目的地に到着するまでに最も長い距離を輸送した輸送機関のこと。全流動量の85・5%でトラックが利用されていた。
これを輸送距離帯別にみると、営業用トラックは301~500km帯で64・2%、501~1000km帯でも約半分の49・6%が利用されている。
鉄道は500km超で3・9%、1000km超で10・5%のシェア。フェリー・コンテナ船・RORO船は500km超で増え9・9%、1000km超では31・8%となる。その他船舶は300km超から3割強を占めるが、500km超でもシェアはあまり変わらない。航空は、1000km超で0・6%のシェアとなる。
この結果、船舶全体では500km超で46%、1000km超で66%が利用されていることになる。
輸送機関の選択理由をみると、「輸送コストの低さ」(58・4%)、「到着時間の正確さ」(34・9%)、「出荷1件当たり重量に適合」(29・3%)、「所要時間の短さ」(27・0%)の順となっており、コスト重視がうかがえる。
鉄道コンテナとフェリー・コンテナ船・ROROは「環境負荷の小ささ」、その他船舶は「出荷1件当たり重量に適合」の比率が高まる。
輸送距離帯別にみた輸送機関シェア