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全ト協理事会 トラックGメンに期待
全ト協理事会 トラックGメンに期待
潮目の変わりをチャンスに
全日本トラック協会は13日、常任理事会・理事会合同会議を開催、副会長候補の選定などを行った。
冒頭に坂本克己会長は「物流革新に向けた政策パッケージ」に触れ、「次期通常国会での法制化も含め、規制的措置についての枠組みが整備されることになっている。『標準的な運賃』については、諸物価が高騰しており、年内に運賃水準を見直す方向性が示されている」と説明した。
また、「荷主対策の深度化」では、「トラックGメンできっちりチェックを入れるなど、悪徳荷主をやっつける体制ができあがってくる。そのためにも情報の提供をお願いする。潮目の変わりをチャンスととらえ、皆で一丸となってやっていこう」と呼びかけた。
国土交通省の鶴田浩久自動車局長は時限措置が『当分の間』延長となったことに触れ「ある種の武器を与えられた。2つのことを進めていく。一つは『標準的な運賃』の内容の見直しに近々に着手する。年内に今まで無償で行っていた荷待ちや荷役の有料化をまとめる。2つ目はトラックGメンの内容を近々正式に発表する」ことを明らかにした。
副会長については、6月29日の理事会で選任された9人に加え、新たに赤上信弥(秋田県ト協会長)、吉田修一(神奈川県ト協会長)、山口嘉彦(岐阜県ト協会長)、二又茂明(福岡県ト協会長)、御手洗安(愛媛県ト協会長)各氏、さらに四国ブロック代表者の選任が決まった。
全日本トラック協会は13日、常任理事会・理事会合同会議を開催、副会長候補の選定などを行った。