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道路貨物運送 上半期倒産19%増
道路貨物運送 上半期倒産19%増
東京商工リサーチ調べ
東京商工リサーチは、今年上半期の道路貨物運送業の倒産を特集。倒産件数は136件(前年同期比19・2%増)となり、3年連続で前年同期を上回った。
負債1千万円以上5千万円未満の倒産が61件(同32・6%増)、負債1億円以上5億円未満が50件(同25・0%増)と、中小規模の倒産件数が増加している。
136件のうち、燃料費高騰などによる物価高関連倒産が46件(同58・6%増)と1・6倍に。軽油価格は6月26日時点で1㍑150・8円と高水準で推移しており、物価高倒産は引き続き増勢が続くとみている。
これに人手不足が追い打ちをかけており、人手不足関連倒産は20件で前年の1・5倍超。
人手不足に加え、4月から適用された月60時間超の割増賃金率引き上げにより人件費が高騰。企業体力の乏しい中小・零細企業は、運賃への転嫁がままならず、事業継続を断念するケースが増加している。
東京商工リサーチは、差し迫る2024年問題への抜本的対策が中小・零細企業ではいまだ進んでおらず、今後も倒産は増加する可能性が高いとしている。
136件のうち、燃料費高騰などによる物価高関連倒産が46件(同58・6%増)と1・6倍に。軽油価格は6月26日時点で1㍑150・8円と高水準で推移しており、物価高倒産は引き続き増勢が続くとみている。
これに人手不足が追い打ちをかけており、人手不足関連倒産は20件で前年の1・5倍超。
人手不足に加え、4月から適用された月60時間超の割増賃金率引き上げにより人件費が高騰。企業体力の乏しい中小・零細企業は、運賃への転嫁がままならず、事業継続を断念するケースが増加している。
東京商工リサーチは、差し迫る2024年問題への抜本的対策が中小・零細企業ではいまだ進んでおらず、今後も倒産は増加する可能性が高いとしている。