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第11回物流センサス(上)
第11回物流センサス(上)
年間出荷量 1970年水準近くに
国土交通省は、第11回全国貨物純流動調査(物流センサス)の最終とりまとめを行った。
この調査は、荷主側(鉱業・製造業・卸売業および倉庫業)から貨物の動きを捉えた統計調査として1970年以来5年ごとに実施しているが、今回はコロナのため1年遅れとなった。 2021年調査の年間出荷量(全国貨物純流動量)は23億2000万㌧、1日当たり約636万㌧の貨物が流動していることになる。
前回(2015年)調査に比べ8・2%の減少となり、1970年調査に近い水準まで落ち込んでいる。最も多かったのは1990年の36億1000万㌧であり、21年までの31年間で35・7%減少した。
産業別にみると、最も多いのが製造業の14億6900万㌧だが、倉庫業以外は減少しており、特に鉱業は前回調査より13・4%減少している。
品類別にみると、最も出荷量が多いのが化学工業品の8億1400万㌧。次いで鉱産品4億8800万㌧、金属機械工業品3億9200万㌧の順で、この3品類で全体の73%を占める。農産品は1億4300万㌧。
年間出荷量を発都道府県別にみると、愛知、千葉、神奈川、大阪、北海道、福岡、兵庫、茨城、埼玉、東京の順に多く、この10都道府県で全体の49・6%を占める。
発地域別には、関東26・9%、中部16・5%、近畿13・2%の順で、この3地域で全体の56・6%を占める。
前回調査と比べ、関東発のウエイトがやや低下、中部発がやや高まっている。
この調査は、荷主側(鉱業・製造業・卸売業および倉庫業)から貨物の動きを捉えた統計調査として1970年以来5年ごとに実施しているが、今回はコロナのため1年遅れとなった。 2021年調査の年間出荷量(全国貨物純流動量)は23億2000万㌧、1日当たり約636万㌧の貨物が流動していることになる。
前回(2015年)調査に比べ8・2%の減少となり、1970年調査に近い水準まで落ち込んでいる。最も多かったのは1990年の36億1000万㌧であり、21年までの31年間で35・7%減少した。
産業別にみると、最も多いのが製造業の14億6900万㌧だが、倉庫業以外は減少しており、特に鉱業は前回調査より13・4%減少している。
品類別にみると、最も出荷量が多いのが化学工業品の8億1400万㌧。次いで鉱産品4億8800万㌧、金属機械工業品3億9200万㌧の順で、この3品類で全体の73%を占める。農産品は1億4300万㌧。
年間出荷量を発都道府県別にみると、愛知、千葉、神奈川、大阪、北海道、福岡、兵庫、茨城、埼玉、東京の順に多く、この10都道府県で全体の49・6%を占める。
発地域別には、関東26・9%、中部16・5%、近畿13・2%の順で、この3地域で全体の56・6%を占める。
前回調査と比べ、関東発のウエイトがやや低下、中部発がやや高まっている。