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センコー 金沢第2PDセンターを開設 

センコー 金沢第2PDセンターを開設

再生エネルギー活用比率を推進

 
金沢第2PDセンター外観
センコーは6月30日、「センコー金沢第2PDセンター」(石川県白山市、写真)を開設した。既存顧客の物流ニーズを取り込むとともに、近年拡大が続くドラッグストア物流で新規顧客を獲得し、北陸エリア全体の事業拡大につなげる。
 2010年に開設した金沢PDセンター隣接地の敷地1万8032㎡に、鉄骨造4階建て、建築面積9498㎡ 、延べ床面積3万4654㎡の倉庫をセンコーグループホールディングスが建設。事業会社のセンコーが賃借する方式を取っている。
 貨物用エレベーター3基、垂直搬送機6基、クライミングレベラー2台、ケースソーター、2640パレットを収納する移動ラックなどのマテハン機器を導入した。総工費は50億円。
 同社北陸支店は、以前は繊維・食品系物流が中心だったが、2018年に北陸エリアで初のドラッグストア向けTCセンターを開設して以降、ドラッグストアをはじめ量販・小売物流を伸長させてきた。新センターにおいても、食品製造メーカーをはじめとする既存顧客の物流ニーズに対応するとともに、ドラッグストアや量販・小売物流分野の新規顧客獲得につなげていく。
 また、京セラ、エフビットコミュニケーションズ(本社=京都市)と連携し、新センターでの再生可能エネルギーの自家消費を目的とするPPAサービスによる太陽光発電設備を導入。余剰電力は電力小売事業の電源として有効活用し、低炭素化・脱炭素化の実現および再生可能エネルギー比率の向上を目指す。乗用車用のEV充電設備を含め、8月から運用開始を予定している。

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