運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

  ＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳホールディングスは、ＤＸを推進するエンジンとなる人財の育成に向けて、７月から「リテラシー教育」とＤＸ推進の中核人財向け「専門教育」を開始する。
　リテラシー教育は、ンＸグループ全事務系社員５万８０００人が対象。まずは国内グループ会社３万８０００人を対象にオリジナル教材を使ってＤＸの基礎知識を教育すると同時に、ＩＴスキルチェックを経て社員一人ひとりのレベルに応じた教育プログラムを実践する。来年には海外グループ約２万人に展開する。
　専門教育は、既にＤＸに取り組んでいる約１００人の中核人材を対象に体系的なリスキリング（学び直し）教育を行い、さらに積極的にデジタル人財教育を行う計画。
　なお、ＮＸグループの定義するデジタル人財は、ＤＸ人財（ビジネス観点の専門性が特に高い人財）とＩＴ人財（ＩＴ観点の専門性が特に高い人財）の２つで構成される。