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センコーGHD アムス警備をグループに

センコーGHD アムス警備をグループに

「人財」ビジネスの確立へ

 センコーグループホールディングスは3日、首都圏で住宅メーカー・ゼネコンの建築現場での交通誘導、重機誘導を得意とするアムス警備(本社=東京)と同社子会社のヒューマンセキュリティ(本社=同)両社をグループに迎えたと発表した。

 アムス警備、ヒューマンセキュリティとも資本金は1000万円。従業員(2023年3月時点)は、アムスが80人、ヒューマンが20人。今年2月にグループ入りした日制警備保障(本社=同)が、両社の全株式を取得した。

 警備業界は、地域密着型の中小企業が大半を占め、働き手の平均年齢も高い一方、都心では再開発や大規模マンションなどの建設も多く、警備員の人材不足が続いている。センコーグループの信用力を背景に求人力の強化を目指すほか、警備3社による同一エリア内でのシナジー追求や、センコーグループ物流拠点などの警備ニーズにも対応し、警備事業のさらなる拡大につなげていく。

 センコーGHDは、外国人に特化した人材派遣を行う企業2社をグループ化するなど、人材が必要なさまざまな業種・業界へ事業を拡大し、「人財」ビジネスの確立を進めている。これら警備事業・人材派遣事業の拡大を通じ、多彩な人材が社会で活躍できる総合人材ビジネス事業として、ビジネスサポート事業の領域拡大を進める考え。

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