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デジタルライフライン整備実現会議発足

デジタルライフライン整備実現会議発足

自動運転支援道に集中投資

物流クライシスや災害激甚化などの社会課題を解決するため、経済産業省は「デジタルライフライン全国総合整備実現会議」を発足し、6月28日に初会合を開催。自動運転車やドローンの利用見通しや仕様、先行的に整備する地域、運営主体などを見極め、集中投資を行う。
自動運転(幹線輸送)の需要
 デジタルライフライン全国総合整備計画は、デジタルの恩恵を全国津々浦々に行き渡らせるため、今後約10年間に官民で集中的に大規模投資を行い、自動運転やAIのイノベーションを社会実装し、人手不足などの社会課題を解決するもの。
 6月に閣議決定した政府の骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)で、同計画を年度内に策定し、2024年度にドローン航路や自動運転支援道の設定を開始し、先行地域で実装を実現すると明記されている。
 デジタル田園都市国家構想総合戦略(昨年12月)などには、ドローンは24年度頃までに埼玉県秩父エリアの送電網で150km以上の航路を設定して利用開始。その後も送配電網などの既存インフラを活用して将来的には約4万km(地球1周分)を超えるドローン航路を設定する。
 自動運転は、24年度に新東名高速の一部区間(駿河湾沼津~浜松間)に100km以上の深夜時間帯専用レーンを設定し、自動運転トラックの運行実現を目指す。

 
 実現会議は、関係9省庁および有識者13人で構成。日本郵政の増田寛也社長、佐川急便の本村正秀社長らが参加している。今後…

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