運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　日本通運は、新たな低炭素型輸送サービス「ＮＸ鉄道混載便」を19日から開始する。12ｆｔコンテナ単位に満たない数量の貨物も利用が可能。

　新サービスは、東京・大阪発札幌向けを対象に開始し、今後顧客が積極的に鉄道貨物へのモーダルシフトを選択できるようサービスエリアの拡大と改良を重ね、サービスを展開していく。

　主な特徴は、鉄道コンテナ（12ｆｔ）単位に満たない小ロット貨物でも幹線輸送に鉄道を利用でき、ＣＯ2排出量を削減して顧客のＥＳＧ経営に貢献する。物流の２０２４年問題の解決策としても効果的。

　積替え作業などのハンドリングが少ないため、貨物への負担が小さく、小口貨物特有のダメージを軽減することができる。