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商船三井とMLG▼東ア物流大手と戦略的提携に向け覚書
商船三井とMLG▼東ア物流大手と戦略的提携に向け覚書
商船三井はグループ会社の商船三井ロジスティクス(MLG)と共同で、モーリシャスを拠点とするコングロマリット ロジャーズ・グループの物流部門Velogicのケニアにおけるロジスティクス子会社General Cargo Service Limited(GCS Velogic)と戦略的提携を目的とした覚書を5月26日に締結した。
GCS Velogicは通関業、トラック輸送、倉庫業、サプライチェーン金融、物流DXサービスを提供しており、約170台のトラックとナイロビ、モンバサとナクルにオフィスや倉庫を保有し、約490人の専門チームを有している。
商船三井グループは、現在ケニアで現地法人MOL Shipping(Kenya)Ltd.とMLGのナイロビ支店を有し、アフリカ発着の海上輸送、航空輸送のフォワーディング事業に加え、内陸輸送事業も行っている。内陸輸送は、これまでもGCS Velogicへの業務委託などを通じて同社と連携しサービスを提供してきたが、今回の覚書締結により、商船三井グループの世界的なネットワークと海運、インフラ、物流業界の専門知識と、GCS Velogicの東アフリカ地域のローカルネットワークと物流事業ノウハウを融合させ、東アフリカの物流課題の解決、新規産業の創出、経済の発展に貢献することを目指す。
具体的には、ケニアや周辺諸国でフォワーディング、通関、倉庫マネジメント、陸送などを含むトータルロジスティクスサービスを共同で提供するとともに、コールドチェーン、物流DXおよびロジスティクス関連の新規事業開発を推進する。