運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　商船三井の１００％出身連結子会社である商船三井フェリーとフェリーさんふらわあは、10月１日付で事業統合し、新会社の社名を「商船三井さんふらわあ」に決定した。

　商船三井フェリー（本社＝東京）は資本金15億７７４０万円、フェリー４隻、内航ＲＯＲＯ船５隻を有する。フェリーさんふらわあ（同＝大分市）は資本金１億円、フェリー６隻を有する。
　統合により、新会社は定期６航路、運航船15隻を有する国内最大規模のフェリー・内航ＲＯＲＯ船事業会社となる。

　統合の目的は、物流・社会課題の解決に向けグループ会社の経営資源を結集すること、フェリー発着地の自治体や地域社会と結びつきを強化し、地方創生。地域経済へ貢献することを挙げている。