運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　日本物流団体連合会（物流連）の次期（第12代）会長にＪＲ貨物の真貝康一代表取締役会長が就任することが決まった。今月27日に開催される定時総会で正式に決定する。

　池田潤一郎現会長は、２年間を振り返って「物流を止めないことに注力した期間だった」とし、昨今物流の２０２４年問題が取り上げられている中、「なによりも物流が魅力ある業界であることを物流団体の枠を超えて、そして官民が連携しながら伝えていく活動を次期会長に託したいと思っている」と語っている。
 

　真貝新会長は、「物流を等身大で見ていただく」「社会インフラとしての物流機能強化」「物流分野の環境対策」「物流事業者の海外展開の支援」に取り組むとともに、「わが国の物流を持続可能なものとしていくため、物流業界はもとより、さまざまな荷主業界や一般消費者、国をはじめ関係先と緊密に連携・協力しながら諸活動を進めていきたい」との談話を発表した。