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トナミ運輸他▼水素エンジン搭載車完成 走行試験を開始
トナミ運輸他▼水素エンジン搭載車完成 走行試験を開始
フラットフィールドと東京都市大学、トナミ運輸、北酸、早稲田大学アカデミックソリューションは、2021年8月から共同で実施している「既販中型重量車の水素エンジン化事業性検証プロジェクト」で、エンジン性能目標の達成と同エンジンを搭載した車両製作を完了し、このほど走行試験を開始した。
水素エンジンの開発では、積載状態の車両が登坂路や高速道路での走行を可能とするため、低速トルクと最高出力の確保を念頭に置いて進めた。水素エンジンは出力向上が課題となるが、ピストンやピストンリング、水素供給系部品やカムシャフトの最適化により、同排気量の既販ディーゼルエンジンと遜色ない性能を得ることができた。
車両製作では、300km以上の連続航続距離を確保するため、16本の水素タンクを搭載した上、ベース車両の約7割の荷室容積を得るための最適なレイアウトを追求し、構造などの変更検査にも合格しナンバーを取得した。2023年度内には貨物輸送を対象とした実証試験を開始し、さらに2026年度の社会実装(販売開始)を目指している。
なお、今回の目的達成にはリケン、日本特殊陶業、IHI、ENEOSなど自動車産業に携わる多くの企業が協力している。
水素エンジンの開発では、積載状態の車両が登坂路や高速道路での走行を可能とするため、低速トルクと最高出力の確保を念頭に置いて進めた。水素エンジンは出力向上が課題となるが、ピストンやピストンリング、水素供給系部品やカムシャフトの最適化により、同排気量の既販ディーゼルエンジンと遜色ない性能を得ることができた。
車両製作では、300km以上の連続航続距離を確保するため、16本の水素タンクを搭載した上、ベース車両の約7割の荷室容積を得るための最適なレイアウトを追求し、構造などの変更検査にも合格しナンバーを取得した。2023年度内には貨物輸送を対象とした実証試験を開始し、さらに2026年度の社会実装(販売開始)を目指している。
なお、今回の目的達成にはリケン、日本特殊陶業、IHI、ENEOSなど自動車産業に携わる多くの企業が協力している。