運輸新聞｜1920年創刊の物流・ロジスティクス・運輸・運送業界の専門紙

　商工中金は、物流の２０２４年問題に取り組む中小運輸事業者をサポートする体制を運輸デジタルビジネス協議会（ＴＤＢＣ）、サスティナビリティ・ＤＸ推進協議会（ＳＤＸＣ）、ウィングアーク１ｓｔと連携して構築。ＤＸを推進することによってサポートする。

　商工中金は、地域の中核産業の再興を実現する本業支援一体型金融フロンティア事業（商工中金イネーブラー事業）を19年秋から本格始動しており、今回経営支援やＤＸ投資融資を行う。
　
　ＳＤＸＣは、運輸業に強い中小企業診断士により、事業計画書の策定支援や補助金の活用支援を行う。

　ＴＤＢＣは、運輸業界の課題を整理・共有し、解決策の仮説を立て、実証実験および社会実装を行い、中小運輸事業者によるＤＸの実践を支援。

　ウィングアーク１ｓｔは、中小企業支援プラットフォーム「ＢａｎＳｏ」を提供する。

　これらにより、運輸事業者が直面する働き方改革や生産性向上といった経営課題の解決をＤＸ推進によってサポートすることで、持続可能な物流業界の実現、地域経済の再興に貢献していく。