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SDGs・人材育成
三菱ロジスネクスト他▼物流MaaSで成果
三菱ロジスネクスト他▼物流MaaSで成果
荷役作業の負荷状況を可視化
三菱ロジスネクスト、島津製作所、NTTデータの3社は、経済産業省が実施する「物流MaaS実現に向けた研究開発・実証事業」の実施団体として、荷役作業の可視化に取り組み、一定の成果を得た。今後この知見を生かしてドライバーの労働環境改善につなげていく。
物流MaaS実現に向けた研究開発・実証事業は昨年度、 「見える化・自動荷役による輸配送効率化」 などで公募を行い、三菱ロジスネクストなど3社を選定。実証は、トラックやフォークリフト、ドライバーに装着した各種デバイスで得られたデータを収集・分析することにより、ドライバ
ーの負荷状況や貨物の積載状況を可視化して、運行品質改善への道筋を検証した。
具体的には、ドライバーが装着したウェアラブルデバイスの情報とデジタコに記録される作業データを紐付けることで学習データを作成し、作業識別AIモデルを構築。
これを用いて、ドライバーの行動予測結果を可視化した。複数のドライバーから取得したテストデータに対する予測正解率は90%以上となり、一定の精度が担保されたモデルを構築することができた。
ウェアラブルデバイスからは、さまざまなデータを取得でき、各作業に対して心拍数を紐付けること・・・