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サカイ▼滋賀大と連携協定 新ビジネスの構築へ
サカイ引越センターは3月29日、滋賀大学と連携・協力に関する協定を締結した。サカイの保有するデータを滋賀大へ提供し、分析・研究することで、新しいビジネスモデルの構築に取り組むとともに、学生のビジネススキルの向上、地域社会の課題解決にも役立てる。同社が大学と連携協定するのは初めて。
協定は①データサイエンス等の利活用により、ビジネス分野における課題解決に資する共同研究、委託研究②SDGs分野の発展に資する共同研究・委託研究③講師派遣、インターンシップ受入、人材採用・育成④データサイエンス分野の社会人教育の4項目。
滋賀大は、データサイエンス学部、経済学部の人材育成で、企業との提携を行っているが、サカイは地域の生活や産業にも密接に関連している人口の移動という他社にないデータを持っていることから、滋賀県をはじめとする地域の課題解決、地方創生にもつなげがる研究を進めていく。
サカイとしては、滋賀大のデータサイエンスをはじめとした知見を取り入れることに加え、学生の価値観を含めた新しい視点を、新しいビジネスの創造に活かす考え。
協定に至る経緯は、滋賀大卒業生がサカイに入社しており、同大学の講座を担当するなどのコミュニケーションの中から、締結に至ったもの。経済学部におけるマーケティング戦略、それを進めるためにデータサイエンスを活用していくといった取り組みに関し、ディスカッションを始めている。